真宗大谷派(東本願寺)
速水山 念慶寺
葬儀
本堂での葬儀の一例
かつては墓地で葬場勤行を行っていました。現在はその足場のみが残っています。
通夜・葬儀は、ご自宅、念慶寺本堂、その他セレモニーホールでも行います。死生観や葬儀観が多様化する現代、伝統的な葬儀や家族葬など葬儀のあり方についてもご相談に応じます。
土葬の時代、速水の地域では、自宅で「棺前勤行」を行い、そのまま行列を組んで墓地に移動して「葬場勤行」を行っていました。
これが火葬に移り変わった現在、自宅もしくは本堂で「棺前勤行・葬場勤行」が一体となった葬儀式で行うことが一般的になりました。
【基本的な次第】
枕勤め(佛説阿弥陀経)
通夜(正信偈、法話)
葬儀式
(棺前勤行)
総礼
勧衆偈
短念仏
回向
総礼
三匝鈴
路念仏
(葬場勤行)
路念仏
三匝鈴
導師焼香
表白
三匝鈴
正信偈真読 (喪主以下焼香)
短念仏
和讃(添)本願力にあいぬれば
回 向 ( 願以此功徳 )
総礼
年忌法事
本堂で行う年忌法要の一例
年忌法要を自宅、もしくは本堂で行います。さまざまな形式がありますが、どのような場であっても法話を行わせていただきます。
【基本的な次第】
総礼
伽陀( 先請弥陀 )
御経( 佛説無量寿経、佛説阿弥陀経 )
正信偈草四句目下
念讃三淘 ( 三首引 )
回向 ( 願以此功徳 )
法話
御文拝読
納骨
納骨をお考えの方は、次の3つの中からご検討ください。1つは「念慶寺須彌壇納骨」、2つ目が本山東本願寺に収める「真宗本廟収骨」。3つ目が京都東山の大谷祖廟に収める「大谷祖廟納骨」です。
内容の詳細については念慶寺(0749-78-0312)までお問い合わせください。
●受付・執行時間
通常(午前)
受付 9:00~10:10
法話 10:00~
収骨・読経 11:00~
終了予定 11:30
通常(午後)
受付 9:00~13:10
法話 13:10~
収骨・読経 14:00~
終了予定 14:30
12・27日(午前のお取り扱いなし)
(午後)
受付 9:00~14:10
法話 13:10~
逮夜法要 14:00~
収骨・読経 15:00~
終了予定 15:30
24日
(午前) 通常と同じ日程
(午後)
受付 9:00~14:10
法話 13:10~
逮夜法要 14:00~
収骨・読経 15:00~
終了予定 15:30
念慶寺須彌壇納骨
念慶寺須彌壇の真下に納骨することができます。御礼金として2万円を寺院にお納めいただきます。
年間の門徒費を納めておられない他所門徒の方は3万円となります。
真宗本廟収骨
念慶寺門徒の皆さんに毎年納めていただいている門徒費には、本山・東本願寺への納金も含まれています。
このお金は、①教えを自ら受け止め、次代へ伝えていくこと、②東本願寺を護持していくことの2つを大きな願いとする「相続講」という名目で本山に納 めています。
この相続講によって12万円以上を納めると、その賞典として本山・東本願寺の「御影堂」にご遺骨を収めることができます。(院号法名は8万円以上)
念慶寺門徒の皆さんは、これまで年会費という形で相続講金を納めていただいておりますので、別途納めていただく相続講金(收骨・院号法名)の金額も変わってきます。
まずは念慶寺にご相談ください。
●事前手続き
(1)住職にご連絡いただき、相続講金(ご遺骨1体につき12万円以上)を住職を通して本山にお納めると「収骨證」が発行されます。
(2)収骨證と同時に参拝案内冊子『参拝される皆さまへ』が渡されます。冊子に添付されている「事前届出ハガキ」を用いて、参拝予定日・人数等を参拝 される2週間以上前に本山の参拝接待所まで連絡します。
●留意事項
(1)左記の受付時間内に収骨證とご遺骨を参拝接待所受付までご持参いただきます。
(2)ご遺骨は参拝接待所にて7㎝角の桐箱に移し替えます。容量を超えるご遺骨は返却されます。
(3)お収めしたご遺骨はお返しすることができません。
●志納金
特別 15万円以上(別座読経)
毎月の命日に永代読経(年12回)
祥月に案内状あり
1種 10万円以上(一座読経)
毎月の命日に永代読経(年12回)
祥月に案内状あり
2種 7万円以上(一座読経)
祥月の命日と彼岸会に永代読経
(年2回)
3種 4万円以上(一座読経)
彼岸会に永代読経(年1回)
4種 2万円以上(一座読経)
永代経のお取り扱いなし
大谷祖廟納骨
京都は四条通の突きあたり、八坂神社を上がった場所に「大谷祖廟」があります。東山の閑静な場所に親鸞聖人 のご遺骨も収められています。
ここへの納骨は、予約や収骨券の発行を受ける必要はありません。定められた志納金を直接お納めることで、納骨や申経を受けることができます。
●当日の流れ
(1)事務所で所定の申込書に法名・俗名・命日(死亡年月日)・所属寺院等をご記入の上、ご遺骨とともに受付までお持ちいただきます。
(2)事務所で受付。準備が整い次第、職員が事務所でお呼び出しがあります。
(3)本堂にて読経
(4)御廟で読経・納骨
帰敬式
誓いのことば
本日、私たちは念慶寺本堂において
帰敬式を受式し
仏弟子としての名前である
法名をいただきました。
この上は篤く三宝を敬い
生きる拠り所を確かにして
真宗門徒としての誇りをもって
生活していくことを誓います。
釋昇道
世界各地で多様性をもつ仏教にあって「仏・法・僧」の三宝に帰敬のまことを表すことは共通しています。
浄土真宗では、三宝に帰依して仏弟子となった人に「法名」を授与しています。
法名は、経典から抜き出した「本山選定法名」と、住職が選定する「住職選定法名」の二種類があります。
念慶寺では、帰敬式受式を希望される方と、どのような「法名」とするのかを十分話し合わせていただきます。
帰敬式は念慶寺本堂(写真)、もしくは本山で受式することができます。病気などの事情をお持ちの場合は、病院やご自宅でも受式が可能です。
式の内容は、三帰依文唱和、剃刀の儀、法名伝達、誓いのことば、おつとめ、法話となります。
ご希望される方は、ぜひ念慶寺へお尋ねください。
礼 金 1万円
記念品 略肩衣、勤行本(赤本)・CD
冊子、勤行本入れ